とりあえず組み立て完了。
この後、グルーガンで各部品のブレ止を行った。
外観は必要最小限の加工で済むよう考えたので、うまくまとまったと思う。
エンブレムはうるさくない程度に光ってるし、スリ傷も最小で済んだ。
各部電圧調整後、一晩通電してエージング。
GX-20AXのサブウーハー出力に接続して視聴してみる。
うん、なかなかの迫力。
GX-20AXが苦手な100Hz以下の周波数を健気に再生しようとしていることが解る。
それでは仕上げの調整を始めよう。
電源ON時のポップノイズがやや大きく、また、時々わけの分からない振動をする。
結線を調べてみた所異常は無く、C52のジャンパ線配線にAWG30相当の配線を使用していて、これが細すぎたためだと思われたのでジャンパ線をφ0.6に変更する。ポップノイズはゼロには出来なかったが、我慢できるレベルにまで下がったので、これは正解。
ゲイン調整の際に最終的にVR3を最小にしたので、ジャンパして52dbとした。
元々2.1chの際の設計の名残だし、ボリュームで低音のバランス調整できるので問題ないだろう。
耳を近づけてやっと判る程度ではあるが、ハム音が若干残っている。電源電圧はレギュレータのおかげで12Vで目立ったリプルも無く安定しているので、FBに使ってるコンデンサの位相のズレが問題か?
音量を大きくすると低い周波数でコーンの動きが悪くなり、脱調するようで電力不足が疑わしい。
これらの対策として一次側のバルクコンデンサとして3300μFを増量した。
また、アースのラインを延長してACと信号線のシールド効果を狙った。両面スルーホール基板なので、立体的な遮蔽になってくれるはず。
同時にレクチファイヤ出口とアンプICの電源に0.1μFのパスコンを追加する。
結果、極低音の脱調は改善したが、ハム音に対してはほぼ効果が無い。
コンデンサの位相ズレやトランスの磁気が輻射ノイズとなっていたらお手上げだ。
音量を大きくすると筐体内の何かがビビるのと、バッフルパイプを通る空気の音がスコスコ鳴るので、物理的な対策を考える。
基板が筐体と当たる所にゴムスポンジを貼って振動を抑える。
配線関係が踊らないようそれぞれ固定する。
筐体そのもののビビリ止めを狙って筐体内に鉛を張り、その上から空気の動きを抑える為にGX-70AXで使っていたのと同じようなモルトフィルター状のウレタンスポンジを貼る。
色がカラフルなのはご愛敬だ。(ダイソーで買った石鹸置きだから)
ただし、空気の流れを抑えると低周波が出にくくなるからバランス調整が難しい。
実際、ビビリ音は止まったが、やり過ぎたようで、低音のキレが悪くなった。
相乗効果でポップノイズが下がったのは良いが、今後さらなる調整が必要だ。
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この後、グルーガンで各部品のブレ止を行った。
外観は必要最小限の加工で済むよう考えたので、うまくまとまったと思う。
エンブレムはうるさくない程度に光ってるし、スリ傷も最小で済んだ。
各部電圧調整後、一晩通電してエージング。
GX-20AXのサブウーハー出力に接続して視聴してみる。
うん、なかなかの迫力。
GX-20AXが苦手な100Hz以下の周波数を健気に再生しようとしていることが解る。
それでは仕上げの調整を始めよう。
電源ON時のポップノイズがやや大きく、また、時々わけの分からない振動をする。
結線を調べてみた所異常は無く、C52のジャンパ線配線にAWG30相当の配線を使用していて、これが細すぎたためだと思われたのでジャンパ線をφ0.6に変更する。ポップノイズはゼロには出来なかったが、我慢できるレベルにまで下がったので、これは正解。
ゲイン調整の際に最終的にVR3を最小にしたので、ジャンパして52dbとした。
元々2.1chの際の設計の名残だし、ボリュームで低音のバランス調整できるので問題ないだろう。
耳を近づけてやっと判る程度ではあるが、ハム音が若干残っている。電源電圧はレギュレータのおかげで12Vで目立ったリプルも無く安定しているので、FBに使ってるコンデンサの位相のズレが問題か?
音量を大きくすると低い周波数でコーンの動きが悪くなり、脱調するようで電力不足が疑わしい。
これらの対策として一次側のバルクコンデンサとして3300μFを増量した。
また、アースのラインを延長してACと信号線のシールド効果を狙った。両面スルーホール基板なので、立体的な遮蔽になってくれるはず。
同時にレクチファイヤ出口とアンプICの電源に0.1μFのパスコンを追加する。
結果、極低音の脱調は改善したが、ハム音に対してはほぼ効果が無い。
コンデンサの位相ズレやトランスの磁気が輻射ノイズとなっていたらお手上げだ。
音量を大きくすると筐体内の何かがビビるのと、バッフルパイプを通る空気の音がスコスコ鳴るので、物理的な対策を考える。
基板が筐体と当たる所にゴムスポンジを貼って振動を抑える。
配線関係が踊らないようそれぞれ固定する。
筐体そのもののビビリ止めを狙って筐体内に鉛を張り、その上から空気の動きを抑える為にGX-70AXで使っていたのと同じようなモルトフィルター状のウレタンスポンジを貼る。
色がカラフルなのはご愛敬だ。(ダイソーで買った石鹸置きだから)
ただし、空気の流れを抑えると低周波が出にくくなるからバランス調整が難しい。
実際、ビビリ音は止まったが、やり過ぎたようで、低音のキレが悪くなった。
相乗効果でポップノイズが下がったのは良いが、今後さらなる調整が必要だ。
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