KENWOOD DCS-7040 50MHz
KENWOODはオシロスコープの世界から撤退してしまっていて、現在はTEXIOが事業を引き継いでいる。
このクラスの後継機はTEXIO DCS-4605 で、定価¥44,900 と、かなりの低価格。(ただし、デジタルオシロ。ちなみにDCS-7040発売当時の価格は23万円とか$2,500だったらしい。)
昔から「旋盤は男のロマン、お城は男の夢」などと言いますが、オシロもここまで低価格化すると、もはや高級テスターと同レベル。ジャンク品を漁るメリットってほとんど無いように思うのだけどね。まぁ、趣味だから。
KENWOOD CS-5130(40MHz)もいまだに使えてるし、特に不満も無かったのだけれど、そろそろ寿命が近い予感がしたのと、今後、程度の良いアナログオシロが入手困難になりそうな気がするので出物を探してた。
尚、IWATSU SS-7610のジャンク品再生は諦めました。(←敗北宣言ヽ(-o-)丿)
例によってネットでマニュアルが手に入るかどうか確認したうえで入札。3000円で落札。
英語版 Service Manual を、ダウンロードでまたもや$5で手に入れた。
オシロスコープにもいろいろあるが、本機はデジタルストレージというカテゴリになる。
DCS-7040のデータシートによると、OUTLINEとして次のように書かれていた。
With the storage menu and triggering function concentrated to assure safe use by anyone engaged in the production and a clear panel layout showing operations at a glance, the DCS-7000 Series of oscilloscopes are easy-to-use models even for beginners in spite of the many, versatile functions packed in each unit. The maximum sampling rate of 40 MS/s (DCS-7040) enables advanced waveform observations, and an analog function (50 MHz) is also incorporated so that each model can play two roles of digital and analog. Each channel has a 4K-word acquisition memory. The peak detector and overwriting functions are provided in pursuit of a compatibility between the ease of use and the high functionality.
Optional interfaces can also be installed so the waveforms displayed on the CRT can be hard-copied on a plotter or a special printer.
Digital Storage すなわち、アナログで表示したデータをデジタルデータで保存・分析ができる。
アナログ帯域として50MHzが保証され、それをデジタル化してサンプリング。40MS/sで各チャンネル毎に4Kワード分のデータ保存ができるという。
デジタルオシロと違うのは波形表示が基本アナログなので、保証帯域以上の周波数であっても模様として画面に現れるという点だ。
アナログ機器の調整やデジタル機器のノイズ云々の観測をする場合において、旧式のデジタルサンプリングレートがプアなオシロにおいてはこれは結構重要。(無論GHz帯のサンプリングが可能な現在のデジタルオシロではあまり意味がない。アナログとデジタルを即座に切り替えられるので、学習的用途には最適だと思う。)
販売は本体のみということだったので、別途電源ケーブルとプローブを調達する。
もう数年前になるが、CS-5130の電源ケーブルを秋葉原で何店か回って探したのだけど、今はネットで一発で見つかるから超楽ちん。(ケーブルダイレクトさんに感謝。)
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KENWOODはオシロスコープの世界から撤退してしまっていて、現在はTEXIOが事業を引き継いでいる。
このクラスの後継機はTEXIO DCS-4605 で、定価¥44,900 と、かなりの低価格。(ただし、デジタルオシロ。ちなみにDCS-7040発売当時の価格は23万円とか$2,500だったらしい。)
昔から「旋盤は男のロマン、お城は男の夢」などと言いますが、オシロもここまで低価格化すると、もはや高級テスターと同レベル。ジャンク品を漁るメリットってほとんど無いように思うのだけどね。まぁ、趣味だから。
KENWOOD CS-5130(40MHz)もいまだに使えてるし、特に不満も無かったのだけれど、そろそろ寿命が近い予感がしたのと、今後、程度の良いアナログオシロが入手困難になりそうな気がするので出物を探してた。
尚、IWATSU SS-7610のジャンク品再生は諦めました。(←敗北宣言ヽ(-o-)丿)
例によってネットでマニュアルが手に入るかどうか確認したうえで入札。3000円で落札。
英語版 Service Manual を、ダウンロードでまたもや$5で手に入れた。
オシロスコープにもいろいろあるが、本機はデジタルストレージというカテゴリになる。
DCS-7040のデータシートによると、OUTLINEとして次のように書かれていた。
With the storage menu and triggering function concentrated to assure safe use by anyone engaged in the production and a clear panel layout showing operations at a glance, the DCS-7000 Series of oscilloscopes are easy-to-use models even for beginners in spite of the many, versatile functions packed in each unit. The maximum sampling rate of 40 MS/s (DCS-7040) enables advanced waveform observations, and an analog function (50 MHz) is also incorporated so that each model can play two roles of digital and analog. Each channel has a 4K-word acquisition memory. The peak detector and overwriting functions are provided in pursuit of a compatibility between the ease of use and the high functionality.
Optional interfaces can also be installed so the waveforms displayed on the CRT can be hard-copied on a plotter or a special printer.
Digital Storage すなわち、アナログで表示したデータをデジタルデータで保存・分析ができる。
アナログ帯域として50MHzが保証され、それをデジタル化してサンプリング。40MS/sで各チャンネル毎に4Kワード分のデータ保存ができるという。
デジタルオシロと違うのは波形表示が基本アナログなので、保証帯域以上の周波数であっても模様として画面に現れるという点だ。
アナログ機器の調整やデジタル機器のノイズ云々の観測をする場合において、旧式のデジタルサンプリングレートがプアなオシロにおいてはこれは結構重要。(無論GHz帯のサンプリングが可能な現在のデジタルオシロではあまり意味がない。アナログとデジタルを即座に切り替えられるので、学習的用途には最適だと思う。)
販売は本体のみということだったので、別途電源ケーブルとプローブを調達する。
もう数年前になるが、CS-5130の電源ケーブルを秋葉原で何店か回って探したのだけど、今はネットで一発で見つかるから超楽ちん。(ケーブルダイレクトさんに感謝。)
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