MTester とか LCR-T4 で検索するといっぱい出てくるアレです。

ヤフオクやアマゾンで溢れるほど出回ってますね。
海賊版も混ざっているものと思われます。
同じショップでも値段が異なるものがあり、違いはアメリカ直送と中国直送のようです。数百円足せばアマゾンが国内から出荷してるものもありますので、スピードと安心を取るのならそちらで。(ちな、ヤフオクで買うのはリスクと価格面で割に合いません。)
とにかく値段にこだわる場合は中国の通販ネットを使うという手もあります。(中国語版とかロシア語版とか日本ではレアなモデルも出回ってます)



Youtubeなどでは各国のユーザーが動画で紹介してくれてます。概ね好評、というより絶賛。
日本ではこちらが詳しいようです。

で、なんで今更このようなものが必要になったかといいますと、こちらのケーブルのインピーダンスを調べるためなんですが、



中国直送、2本セット、送料込みでこの値段。多分、最安。
もはや目的と手段がひっくり返ってますが、そこはキニシナイ方向で。
奇しくもLCRメータと同じショップで取り扱っている品です。

同軸ケーブルの特性インピーダンスを測定する方法はこちらで詳しく紹介されています。
要するにケーブルのC成分とL成分が測定できれば良いのですが、問題はLのほうで、最近のテスターにはCを測る機能はついていますが、Lがなかなかない。
あってもテスター自体が高価になりがちなのです。(そんなにいっぱいテスターばっかり持っててもしょうがないし^^;)
そこで、L成分が測定できる機器がないものかと探していたら件のLCRメータに出会ったと。

で、注文してから待つこと一週間。
なんと、日本郵便国際書留便、しかも空輸で来ました。
早えぇぇ~。


封を開けてみると。。。

浩祺电子科技(hao4qi2dian4zi3ke1ji4)製  LCR-T3 が到着しました。www
LCR-T4 との仕様の差はおいおい調べてみることにしましょう。www

外観チェックです。
液晶画面の表面に傷がありますが、許容範囲でしょう。
シルク印刷に変更が加えられているようですね。
”浩祺”の文字がパターンで(無駄な一芸^^;)、あと、基板ののバージョンでしょうか?V2.68の文字が追加されたようです。


裏面です。
はんだはバックライトの電極以外は綺麗に付いてます。ここは後で付け直しておきましょう。
マイコンはMEGA328P AU 1545、クリスタルの刻印はYXC 8.0SDXと読めます。
シルクは”浩祺”と”LCR-T3-H"が追加されているようです。


このままでは使いにくいので、とりあえずゴム足をつけておきます。
ケース?あんなものは飾りです。エライ人には(略
fc2059dd.jpg


さぁ、実験です。